仕分け遊び


先日、甥っ子の子守りをしていたら、彼が数種類のカルタをごちゃ混ぜにして床に散りばめて楽しんでおりました。このまま散らかしっぱなしは困るな…と、いろいろ策をめぐらせ、「仕分け遊び」というのを思いつきました。
散乱したカードを拾いながら、仕分け場所にカードを置く時、「あ、あ、あーおだよゥ!」「ピピピピピンク、ピンクだよ!」「ライオンちゃんライオンちゃんライオンちゃんだよゥ!」「クマ、クマ、クマちゃんだよ!」とラップ風というかDJ風というか、とにかくリズミカルな調子でカードの種類を口ずさむのです。
これが予想以上に甥っ子の壷にはまり、本人も楽しそうに仕分け(片付け)始めました。
順調に仕分けが終わり、「わーい!できたね!」と笑顔のフィニッシュ、我ながら作戦大成功かと思ったのですが…、
「もう一回!」というリクエストの声と同時に、バサバサとカードはシャッフルされバラ播かれたのです。
こうして、仕分け片付けてはバラ播き散らかすという禅の世界を連想させる「仕分け遊び」が延々と繰り返されました。何だか人生の奥深さを味わわせていただいた気がします。どこかの神様、ありがとう…。