寒い夜の鱈ちり

お正月も終わり、お節料理も、ほぼ食べ尽くし、なんとなく夕食のメニューに悩む今日この頃。
簡単で暖まる料理、何かないかなあ…と悩んでいると、旦那様が湯豆腐を食べたいとリクエストしてきた。湯豆腐なら簡単!。だけど、それだけだとちょっと物足りない…。
そこで、冬の魚の代表格「鱈」を加え、鱈ちり鍋にすることにした。

お正月の鯛の昆布ジメで使用した「昆布」を鍋の底に敷き、鱈、鰯のツミレ、豆腐、キャベツ、生姜、ネギ、椎茸を入れ、温める。お正月の残りの柚子を使ったポン酢醤油と、辛み大根おろしでいただくと、体もほっこりしてくる。
シメに、卵と飯を入れて雑炊にし、イクラの醤油漬けをのせていただいた。
優しくて暖まる夕食に満足。

ちなみに、鍋の底で大きく広がった再利用の昆布、さらに別の料理に利用された。
細切りにして、鶏皮の細切り+みりん+酒+醤油で炒め、最後に酢をふりかけご飯のお供に。鶏皮の油の旨味を昆布が吸い取り美味しい!ありがとう昆布!